Road Bike_11 : TRAINERROADを5か月続けた結果

サイクリングトレーニングアプリ、TRAINERROAD(以下、TR)を6月から使用して約5か月が経過しました。

今日は5ヶ月経過時点の状況についてお伝えします。

↓ 3か月続けた結果はこちら。

Road Bike_04 : TRAINERROADを3か月続けた結果

↓ 4か月続けた結果はこちら。

Road Bike_09 : TRAINERROADを4か月続けた結果

トレーニングフェーズについて

結果の前に、TRで提案されたトレーニング内容が、現状、何を目的に設定されているかを確認します。

TRでは構造化トレーニングフローという考え方を採用していて、全体のトレーニングプランは次の3段階に分けられています。

  1. 「基礎段階」:強い基礎づくりに必要なエンデュランスとスキルを構築
  2. 「ビルドアップ段階」:一定の時間内におけるFTPとパワーの維持能力を向上
  3. 「スペシャリティ段階」:特定のイベントで求められる固有の能力に着目して、トレーニングの内容を微調整

僕のトレーニングプランは11月2日から「スペシャリティ段階」に入りました。

12月27日までの約2か月間にわたって 「Climbing Road Race」というヒルクライム向けのトレーニングプランが設定されています。

具体的な説明は下記公式HPの通りですが、設定されているワークアウトメニューを見ると「VO2max」「Threshold」「Sweet Spot」域のトレーニングが中心となっていますね。

ヒルクライムに必要なパワーゾーンです。笑

その中でもVo2maxの比重が高くなっています。

これはビルド段階でも同じ構成ではありました。


では5ヶ月経過時点の状況です。

5ヶ月経過時点の状況(4ヶ月時点との比較)
  1. FTP(パワー):194W → 199W(5W増!)
  2. VO2max : 55ml/kg/min → 56ml/kg/min (増加!)
  3. 安静時心拍 : 53bpm → 55bpm(上昇)
  4. Progression Levels ※FTP増加に伴い再計算

① FTP(パワー)は199Wで5W増

11月に入ってすぐの2日にFTPテスト(Ramp Test)を行いました。(前回は10月8日に行っています。)

結果はひと月前から5W増えての199W!

10月の時点では増加ありませんでしたが、2か月のビルドアップ段階が終わり、ワークアウトの成果が出た結果となりました。

体重は60kgで変化ありませんのでパワーウエイトレシオ(PWR)も増加。

1か月前のPWR : 3.23w/kg


今回のPWR:3.31w/kg

フジヒルのブロンズ獲得での必要PWRの目安は、3.28w/kg。(つよポタミア様の「Mt.富士ヒルクライムのヒルクライム偏差値」を参考にさせて頂きました)

年内に到達できるとは思っていなかったので、少し安心と共に嬉しいですね。

次は自分で定めているPWRの3.35w/kg(体重60kgで201W)を目指して頑張っていきたいと思います。

そして、フジヒルまでに可能な限りFTPの余裕を作っておきたいですよね。笑


余談ですが、今回のRamp Test時に最大心拍数を更新しました。

198。

今までの最大も198だった気がするので、この歳で大丈夫かなって、思うくらいの数値な気がします。笑

② VO2maxが55から56に増加した

11月時点で56
引き続き上昇傾向

VO2maxが55から56に増えました。(単位は「ml/kg/min」ですが、長いので省略します)

VO2maxとは「最大酸素摂取量」のことで、体内に取り込める酸素量を数値化したものです。数値が高いほど心肺能力が高いということです。

トレーニングの継続がVO2maxの増減に関わるのではないかと感じていますが、10月は9月に比べれば安定的にワークアウトを継続できた事と、強度が高いVO2maxゾーンのトレーニングが多かった事が、結果に出ているのではないかと思います

③ 安静時心拍は55bpmで上昇

10月から上昇傾向

TRでトレーニングを始めて以降、下降傾向でしたが、10・11月で53bpmから2bpm上昇しました。

トレーニングは継続して出来ていたので、考えられる理由は一つ。

緊急事態宣言が解除され、飲み会が増えました。笑

おそらく、飲み会の増加 ≒ アルコールの影響で安静時心拍が上がったのと、睡眠の質が落ちたことではないかと考えられます。

まぁ、でも飲んでしまうんですけどね。。笑

Progression Levels

トレーニング開始から4ヶ月時点の「Progression Levels」

トレーニング開始から5ヶ月時点の「Progression Levels」

「Progression Levels」はTRの新機能である「Adaptive Training」を有効にすると、使用できます。(デフォルトで有効になってると思います)

↓ 「Adaptive Training」についてはこちら。

Road bike_08 : TrainerRoad 新機能「Adaptive Training」ベータリリース!

「Progression Levels」の変化も見ていきたいと思っていたんですが、同FTPに対してのレベルなので、FTP増加と共に再計算されてしまいました。

FTPテスト直前のレベルはスクショ取っていなかったので比較できず。。

サポートページには、1~10あるレベルが10に近づくほど、FTPの計測をした方がよいと書いてあったので、FTP更新できるかどうかの目安にもなりそうですね。

振り返り

9月が体調イマイチだったことに対して、10月は飲み会等の予定が増えはしましたが、割と安定的にトレーニングができたと思います。

実際、トレーニング時間は9月の約1.5倍。

屋外でのライドも複数回あった為、ライド時間が長かった事もあると思いますが、しっかり練習に時間を充てることができたと思います。

一方で筋肉的な疲労が残りやすいとも感じている為、毎日のケア、睡眠、食事を意識して行動することが大事と感じています。(疲労回復については別途記事を書きたいと思います。)


9・10月の2か月間のビルドアップ段階を終え、11月からスペシャリティ段階に移りました。

スペシャリティ段階が終わるとちょうど構造化トレーニングのフローが一周することになります。

次のRamp Testは1月中旬の予定。

次回で自己目標PWRを達成できるよう、引続き頑張っていきたいと思います!

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