サイクリングトレーニングアプリ、TRAINERROAD(以下、TR)を使用し始めて約3か月が経過しました。トレーニングメニューの消化率は90%以上だと思います。
現時点で、始める前と何が変わったかを今日はお伝えします。
① FTP(パワー)が191Wから194Wに増えた
② VO2maxが52ml/kg/minから56ml/kg/minに増えた
③ 週間TSSの平均が下がった
① FTP(パワー)が191Wから194Wに増えた
FTPってなに??
RPGで例えると攻撃力みたいなもんだよ!
一番の指標となるFTP(パワー、自転車をこぐ力)が3Wですが増えました。(めちゃわずかですが。笑)
FTPとは「Functional Threshold Power(機能的閾値パワー)」の略で1時間自転車を漕ぎ続けられる最大のパワーをワット数で表した値です。
速さはFTPの数値だけで決まるものではないですが、少なくとも僕ぐらいのレベルでヒルクライムする場合では、FTPを上げる≒速く走れる、ということです。
ただし、これには前提条件があってFTP計測時の体重が同じか若しくは減っている事が前提となります。
なぜなら、体重がある人ほどパワーが出しやすいからです。(体重分を自転車の漕ぐ力に使えるから)
なので、体重1kg当たりのパワーを計算することで、増減を比較します。
この数値をパワーウエイトレシオ(以下、PWR)と呼び、重要な指標のひとつです。
次はPWR??暗号化かよ!!
パワーとウエイトとレシオ、そのまんまだよ!
僕の体重は3か月間60kg前後を推移しているので、FTPを体重の60kgで割るとPWRは次の通りとなります。
3か月前のPWR : 3.18w/kg
↓
3か月後のPWR:3.23w/kg
フジヒルのブロンズ獲得での必要PWRの目安は、3.28w/kg。(つよポタミア様の「Mt.富士ヒルクライムのヒルクライム偏差値」を参考にさせて頂きました)
なので余裕も含め、目標PWRを3.35w/kgに設定したいと思います。
ブロンズ獲得に必要なPWR : 3.28w/kg(体重60kgで約197W)
↓
目標PWR:3.35w/kg(体重60kgで201W)
そもそもさ、3W増えたっていうけどさ、誤差のレベルじゃね?
・・・
② VO2maxが52から56に増えた
また暗号・・・何やねん。
持久力を測る指標のひとつだね。
RPGで言うと体力的な??
VO2maxが52から56に増えました。(単位は「ml/kg/min」ですが、長いので省略します)
VO2maxとは「最大酸素摂取量」のことで、体内に取り込める酸素量を数値化したものです。数値が高いほど心肺能力が高いということです。
アマチュアの方でも速い方は、やはり数値が高く70とか80とかあるようです。驚愕ですね。。
僕のVO2maxの計測はGarmin社のサイコンEdge530による推定値の為、あくまでも参考ですが、6月にトレーニングを始めてから順調に伸びてきました。
56という数値も過去最高だと思います。
あくまでも推定値というこでトレーニングとの関係性はわかりませんが、TRを利用し始めてから伸びているということは悪いことではないと考えています。
またこれも参考ではありますが、Garminのウェアラブルウオッチで計測している安静時心拍もトレーニング開始以来下がってきています。(56→53)
この辺の関係性はいずれ検証してみたいと思います。
③ 週間TSSの平均が下がった
・・・
RPGで・・・言えない。。
TSSとは「トレーニングストレススコア」の略でトレーニングをすることにより身体にかかった負荷を数値化したもので、トレーニングの質や量と疲労度の目安となります。
一般的にはTSSが高いほどトレーニング効果があると言われ、すごくザックリですが週間700必要だというような記事を見かけます。
一方で当然数値が高ければトレーニングの時間も強度も高いということで、疲労も溜まります。僕の体力では700を毎週続けることは疲労が回復せず無理です。
ですが、TRから提案された週間TSSは直近に行っていた週間TSS(400~500)より低いもので大体300~400でした。
簡単に言うと全体のトレーニング量は下がったけど、FTPは上がったということです。
これはTR提案のトレーニング効率、バランスがいいからではないかと感じています。
この点については、その他にも思い当たることや考えられる理由があるので、改めて書きたいと思います。
最後に、現時点でのTRを使ってみての所感。
TRに提案されたトレーニングを着実にこなせば効果は出てくる。(であろう)